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歌う活字

今日、長い事観に行っている架空畳という劇団の「ポストウォーベイビーの逆襲」という公演の千秋楽を楽しんだ。

相変わらずの情報量に、もう殆ど知った顔等いないその劇団の次回を楽しみに待つと、アンケートに書き散らした程、感動した。

 

のだが。

 

その後、今丁度読んでいた宮部みゆきの返事はいらない、に目を戻し、こう思った。

 

そういえば、あの劇は歌う様にセリフを喋っていた気がする。言うべきではないだろうが、何度かセリフに詰まってしまった時、物語がその都度現実に戻されて、あの異常な空間が醒めてしまった。

 

そして、私は全く醒めない夢が観たかった。

 

宮部みゆきの活字の流れもやっぱり歌っていて、そうか非情に暴力的で飛躍した発想だけれども、歌う活字の流れで夢が見れるのかもしれないと思うと色々と腑に落ちた。

 

海外作家の正確な翻訳は歌う筈がない。

だからどうしてもしっくりこないのか。

 

いやいや、どこかに北原白秋の様なセンスを持った翻訳家だっているかもしれない。

っていうか英語を辞書なしで読める様になった方が早い気もする。

 

読書に夢を求めている以上、歌う様な見せ方の情報じゃないとどうもそうか、観れないのか。と。

自分の性癖の新しい理屈を発見した。

 

夢が観たいという日記が以上だ。