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身体の位置と、実態の位置について

流石にワンルームの部屋に二人で住むには手狭過ぎると言う事で、この度引っ越す事に成った。

 

新居は、今の居住からさほど離れていない、今よりかは少しばかり広い部屋だ。

 

あらゆる家具を片付けて、段ボールが積上った部屋の中、唐突にコーヒーが飲みたくなってしまい、コンビニに買い物に出かけた。

鍵を取って、閉める。

歩いて10分かからないコンビニ。

帰って来て、鍵を置く。

 

無意識に置いたその場所は、もう「鍵入れ」として使っていた小物入れが無いスペースだった。

 

慣用的な動作というのは物質に依らず、日常のスペースの把握というのは大体で決定しているのだなあと、そのときハッと気が付いた。

 

部屋の壁を総て無くして、何なら周りの建物も全部取っ払って、ただの更地に「ただいま」と帰って来れる精神が私にあった時に、それでも同じ場所に鍵を置くんだろうかな。

 

と、癖によくよく依存する自分の行動が相変わらずいけ好かないなあと今日も想った。